学校図書館のるーみっく
学校図書館。
そこには学校教育に欠かせない文学作品が集結しており、
レポートや提出物を作成するときの資料としても大変役立ち、
教養を高めるための小説や科学書も揃っており、
さらには思いもかけない少々マニアックな本もある。
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ここでは、府立某R高校の図書室から、るーみっくな記述のある本を紹介します。
って前フリ関係ないやん・・・
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その1
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タイトル |
1億人の漫画連鎖コミックリンク |
編集・発行 |
リクルート ダ・ヴィンチ編集部 |
発売 |
メディアファクトリー |
初版 |
平成10年 |
WEBダ・ヴィンチ |
「本とコミックの情報誌」、ダ・ヴィンチの、
コミック ダ・ヴィンチのコーナーを再編集して一冊の本にまとめた・・・のだと思う。
さて、るーみっくですが、まず
5000人以上の読者による一人1作品でのランキング、
「古今東西殿堂入り名作マンガランキング50」なるものにランクインしています。
順位 |
得票数 |
作品名 |
1 |
441 |
BANANA FISH |
2 |
326 |
BLACK JACK |
3 |
256 |
ドラえもん |
−省略− |
24 |
47 |
めぞん一刻 |
−省略− |
37 |
32 |
うる星やつら |
−省略− |
るーみっくについては打倒だと思います。
BANANA FISHって何ですか?
「98年少年・青年マンガランキング50」なんてものもありました。
順位 |
得票数 |
作品名 |
1 |
578 |
SLAM DANK |
2 |
511 |
MONSTER |
3 |
329 |
るろうに剣心 |
−省略− |
44 |
62 |
犬夜叉 |
−省略− |
こちらは全体的に納得です。
犬夜叉は今ならもう少しランクアップするでしょうね。
投票者の2/3が女性ですし。
次は、「マンガおもしろ分析」なるコーナーからです。
負けない女の生きる道
初代負けない女、リボンの騎士からの年代順系統図です。
黎明期
50年代 |
負けない女のビッグバン!
女でも負けない「リボンの騎士」 |
膨張期
60年代 |
負けない魔女っコの基本形
「魔法使いサリー」etc. |
根性で負けない
「アタックNo.1」etc. |
↓ |
|
↓ |
↓ |
↓ |
黄金期
70年代 |
負けない女のSF道
「うる星やつら」
「エスパー魔美」etc. |
勝負に負けない
「エースをねらえ」
etc. |
男に負けない
「ベルサイユのばら」
etc. |
|
・・・ |
・・・ |
・・・ |
|
負けない女のファンタジー道 |
負けない女の保守本道 |
負けない女のニューウェーブ道 |
※かなり抜粋しています。この後、80年代の変換期、90年代の成熟期へと続く。
えー、特に書くことは無いです。
気になる方は、他のるーみっく作品は何に負けないどんな女を描いているのか考えてみてはどうでしょう?
あァ、コミックなキス名場面
いろいろなマンガからいろいろなキスシーンを引用したコーナー。
一番最初に、めぞん一刻単行本5巻99ページ(ワイド版/文庫版なら3巻)がまるまる引用されとりました。
題して【偶然のキス】。
【一刻館の管理人、バツイチの響子さんと
大学生、五代君のハプニングキス。
あぁラブコメ】とのこと。
【あぁラブコメ】ねぇ・・・
これを見たのはめぞんを読む前だったので、これが最初に見たページとなりました。
ラブコメということもこれで知りました。
あの頃はこんなにハマるとは思わなかったなぁ・・・
宇宙人がのぞいた地球人
いろいろなマンガのいろいろな宇宙人を分類したコーナー。
横軸に、イービル(悪)タイプ←→フレンドリー(善)タイプ、
縦軸に、ヒューマノイド(人間)型←→クリーチャー(怪物)型
の、バランスでカテゴリー分けされています。
カッコイイ悪役タイプはココ
デスラー(宇宙戦艦ヤマト)
etc. |
人
型
↑ |
恋人にしたいタイプはココ
ラム(うる星やつら)
孫悟空(ドラゴンボール)
etc. |
悪←
|
|
→善
|
遭遇したくないタイプはココ
ゴア(マグマ大使)
ニコちゃん大王(Dr.スランプ)
etc. |
↓
怪
物
型 |
友達になりたいタイプはココ
ボッコ・ノッコ・プッコ(W3)
etc. |
※かなり抜粋しております。
絵として、(うる星)単行本34巻12ページ3コマ目が引用されています。
これも特に書くことは無いです。
えー、以上です。
次!
その2
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タイトル |
明日があるさ
〜SWEET TIME EXPRESS〜 |
著者 |
作/林原めぐみ
絵/あさぎ桜 |
発行 |
学習研究社 |
初版 |
1996年 |
学研ホームページ |
知る人ぞ知る、声優・林原めぐみが自身の半生を綴った本。
マンガもたくさんです。
通常版と文庫版があります。図書室にあったのは通常版。
これにはちょっとるーみっくな要素が多すぎて詳しくは書けません。
デビュー作、めぞん一刻の初アフレコの話とか、
らんまのオーディションの話とか、
イベントでクリティカルヒットした話とか、
林原めぐみ筆の乱馬とかが見所ですか?
他には、高橋留美子先生の林原さんへのイラストメッセージもあります。
けっこう面白い本です。
次!
その3
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タイトル |
漫画原論 |
著者 |
四方田犬彦 |
発行 |
筑摩書房 |
初版 |
1994年 |
ハードカバーで2400円もする本。・・・。
どうも、これの筆者は漫画家が無意識に書いたような線の一本一本まで、
なにかと理屈をつけて断定してしまうようで、ちょっと私には理解出来ない難しい本。
読めない漢字も多かった。(苦笑)
「T−18 登場人物のコード」でめぞんの例が出されています。
が、これにはちょっと同意できかねるような、なんともうーむ・・・な記述が結構有ったりします。
次!・・・と言いたいところですが、今回はこの辺で。
見つけたらまた更新します。
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